性病の検査項目
性病の検査項目
性病検査とは受けるとすべての性病の結果が一覧で出るようなものではなく、自分が選んだ検査項目に関して、陽性か陰性かがわかるものです。
調べたい性病がいくつかある場合、それらは検査項目に盛り込んでおかないといけません。
もし一つしか検査項目を入れなかった場合、その一つの性病に感染しているかどうかがわかるだけです。
それ以外の性病に感染しているかどうかは特にわからないのです。
性病検査とはこのように検査項目の設定が重要で、これができていないと検査をしても知りたい情報がわからないことがあるため、どの病気の感染について調べたいのか、あらかじめ決めておくといいでしょう。
検査項目はどうやって決めればいい?
検査項目を決める方法ですが、単純に感染を調べたい病気がいくつかあるなら、それをすべて検査項目に盛り込むといいでしょう。
すでに自覚症状がある場合、その症状が当てはまる病気を検査項目に盛り込むといいです。
たとえば男性の場合、排尿時の痛みや違和感、尿道からの膿といった症状があれば、性器クラミジアや性器淋病の可能性があります。
両方を検査項目に入れておけば、今感染している可能性のある病気を特定できる可能性が高くなります。
もしパートナーに性病が発覚している場合、その発覚した病気に自分も感染している可能性がありますから、それを検査項目に入れるといいでしょう。
特にそのような情報はなく、自覚症状もない場合、感染しても自覚症状が出ない場合のある病気を検査項目として入れるという方法もあります。
自分が性病に感染していないか、定期的に調べたいという理由なら、患者数の多い代表的な性病を検査項目に入れるという方法もあります。
病院で相談するのもおすすめ
性病検査は患者の希望にあわせて受けられるため、その病院がやっている検査のうち、好きなものを自由に選ぶことも可能です。
すべての検査を受けることもできます。
ただ、そのような検査は自由診療となりやすいですし、検査項目が増えるほど費用も高くなるため、必要最小限の項目で検査を受けたい方も多いでしょう。
そのようなときは医師に相談するのもおすすめです。
特に自覚症状が出ている場合、その症状を医師に伝えて適切な検査項目を設定してもらうともれなく検査を受けられることが多いです。
このように性病の検査は病院で相談しながら受けることも可能ですから、自分で検査項目をどう決めたらいいかわからないときは病院での相談も考えてみるといいでしょう。